梅雨明け 夏バテに負けない体をつくる妊活

今日から7月。

西日本では早くも梅雨が明けました。記録的な短い梅雨の期間だったとのことです。

いよいよ本格的な夏がやってきます。

皆さんの地域ではいかがですか。

豪雨のところもあれば、体温より気温が高いところもあるようですね。

 

さて、梅雨明けといってもまだまだ外気も体も湿気が溜まっています。

日本の夏は梅雨が短かろうが「高温多湿」って昔から変わらないです。

妊活中の方には体力を奪われやすい時期でもありますので、「夏バテ・水分代謝・心の養生」を意識した季節のケアが大切。

特にこの湿気(湿邪)と気温の暑さ(暑邪)への養生=「脾」と「腎」のケアが大切です。

 

🌞おすすめの養生法5つ

1. 🥒身体にこもった熱を上手に逃す

苦味と淡味(たんみ)を取り入れて、体にこもった熱と湿を外へ出しましょう。

 👉例:ゴーヤ、きゅうり、冬瓜、とうもろこし、はとむぎ茶

 *ゴーヤや冬瓜は体を冷ます力が強いので、炊いたり炒めたり熱を加える調理法で召し上がると冷やしすぎを抑えることができますよ

2. 🍉潤い補給+水分代謝UP

・水分はただ飲むだけでなく吸収されやすい形で
 👉例:スイカ+ひとつまみの塩(天然塩)、ハトムギ入りスープ、温かいお出汁

3. 🌙しっかり睡眠で「心」と「腎」を養う

・夏は「心(しん)」が高ぶりやすく、イライラ・不安・動悸などが出やすくなります。
 👉夜は23時までに就寝し、できれば「昼寝(15分程度)」で補いましょう。

*「心」は精神・意識を司ります。

*暑くて寝苦しい夜は「水枕」を利用するのもおすすめですよ。

4. 🧘‍♀️汗をかきすぎない工夫も大切

・エアコンや日傘、通気性の良い服で「汗をダラダラかかない」ように。
 👉汗=「心血」「気」が消耗されやすく、ホルモンバランスにも影響します。

*汗をかいたらきちんとふき取りましょう

*外気とエアコンで調整された室温との差も気をつけてね。薄い上着を持っておくこともいいですね。

5. 🍽️おすすめ薬膳食材

目的 食材 効果
潤い補給 白きくらげ、はちみつ、梨(秋先取りOK) 肺・皮膚・子宮の潤いを補う
利水除湿 はとむぎ、とうもろこし、冬瓜 胡瓜 水はけをよくして子宮周りスッキリ
心を落ち着ける なつめ、百合根、小豆 不安や焦りを落ち着かせる

 

「夏にバテないカラダは、授かるチカラの土台です」
たっぷりの潤い、しっかりの睡眠、そして"心がホッとする時間"を意識して、夏の妊活養生を一緒に整えていきましょう。

 

 

  • この記事を書いた人

あっこ先生

森川彰子:薬剤師・中医健康養生士・予防医学食養生士・薬膳食療法専門指導士 和学薬膳®博士・JNFビジネスサプリメントアドバイザー・子宝カウンセラー

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