一昨日まで半そでで過ごせた地域もありましたが、昨日、今日は一気に真冬並みの寒さになりましたね。私たち人間も体がついていくのが大変です。自律神経の調整が乱れがちになりそうですね。
今日は「冷え対策 衣服編」ポイントをお伝えいたしましょう。
ポイントは「首元」「手首」「足首」「おなか」を冷やさないことです。
手や足首は心臓から遠い位置にあることと、内臓が集まっているおなかに血液が集中することから冷えやすくなります。
手首の内側をみてください。
うすく青い血管が透けて見えていると思います。
手首、足首、首には関節があり動きやすいように、筋肉や皮下脂肪があまりついていません。だから、保温機能があまりありません。そして、皮膚の下を通ている血管も外気の影響を受けやすいのです。
手袋やマフラー、ソックス、ブーツ、首まであるセーターなどで防寒対策してくださいね。
通気性のよい素材の衣類を重ね着して空気の層を作ってね。
お部屋に入ったときは、衣服を着脱して温度調節をしましょう。
薬剤師 森川彰子