大雪の頃の養生法

12月7日で二十四節気の「大雪(たいせつ)」を迎えました。

山では雪が積もり、平地でも雪がちらつく季節です。今年は残暑が長く続きましたが、さすがに大雪を迎えると天気図の気圧配置も縦型になってまいりました。風も強く吹き「冬将軍」もまもなくやってきそうですね。

①風邪やインフルエンザ、コロナなどの呼吸器感染症が流行しやすい

②寒暖差によるヒートショックにより心筋梗塞や脳出血などのリスクが高まります。

③お腹が冷えて胃腸の調子が悪くなる

などの体調不良を起こしやすくなります。

 

中国の伝統医学で考えると自然界の「陰」が冬至に向けて極まりを増している季節です。

この時期にしっかり「陰」を補っておきましょう。

中国最古の医学書である「黄帝内経」では、「陰」の時間である「夜は早く寝て、朝は日が昇ってから起きなさい」と書かれています。

年末にかけて仕事や家事もやることが増えますし、クリスマスや忘年会など夜のお付き合いも忙しい時期ですが、早く寝れる日はお仕事を早めに切り上げて休みましょう。

身体を温める食べ物や「腎」を養う食べ物

例えば

豚肉、羊肉、鴨肉、卵、えび、牡蠣、ホタテ貝、鯖、鰹、うなぎ、胡桃、にら、カリフラワー

カブ、山の芋などおすすめです。

鍋料理やスープなど体の温まる調理法で召し上がると一層いいですね。

「腎」を補って寒い冬を元気で乗り越えていきましょう。

 

 

  • この記事を書いた人

あっこ先生

森川彰子:薬剤師・中医健康養生士・予防医学食養生士・薬膳食療法専門指導士 和学薬膳®博士・JNFビジネスサプリメントアドバイザー・子宝カウンセラー

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