11月7日 鍋の日
立冬をむかえ朝夕は冷えてきましたね。
冷えは万病のもと。あたたかい食べ物を食べることも冷え対策の1つです。
鍋料理は材料をそろえて切るだけの準備でOK.
食べる人の目の前で料理しながら、食べれるというのがうれしいですね。
冬の食材には体を温めるものが多くあります。
また、冷やす食材でも熱を加えることで冷やす働きが緩和されます。
鍋料理は、動物性食材、植物性食材、一度にたくさん食べることができます。
野菜やきのこ類を食べることで便秘解消効果も。
さて、締めには何を入れましょう。
あなたは「ごはん?」「うどん?」「ラーメン?」などのめん類派ですか?
1つの料理で2度楽しめるのが鍋料理。
具材の効果の一部を書いてみました。
白菜:低カロリー ビタミンC 食物繊維が豊富なので風邪予防にも。
水分代謝を整えてくれ、肌荒れ、喉の乾燥を潤してくれる
胃腸を整え消化促進、便通も良くしてくれます。
ねぎ:温める食材 発汗作用あり 気(エネルギー)と血の巡りをよくする
風邪の初期症状や冷え症改善 生薬に用いられる 解毒作用
シイタケ:気や血の流れをよくし胃腸を元気にしてくれる
βーグルカンには抗がん作用 エリタデニンはコレステロール低下
日光に当たるとビタミンDに変わるエルゴステリンも含まれている
豆腐:体を潤す 体にこもった余分な熱をさます
良質のたんぱく質 疲労回復 ストレス解消
鮭:体を温める食材 赤いけれど白身魚 いくらや筋子にはアスタキサンチンが豊富で抗酸化作用
胃腸の働きを高め血の巡りをよくする 冷え症の人におすすめ
鶏肉:微温 胃と腸を温め働きをUP 血と気を補い疲労回復効果 母乳の分泌促進
鶏のたんぱく質に含まれるメチオニンには脂肪肝を予防する効果
皮にはコラーゲンが豊富
昆布:昆布でお出しをとると本来の冷やす作用は緩和されっます
便秘、高血圧の予防にもおすすめ 甲状腺機能低下
さあ、皆さんの今夜の鍋料理に何を入れましょうか?
たくさん召し上がってくださいね。
和学薬膳🄬博士 森川彰子