今が旬の「春キャベツ」
テレビのお料理番組や料理雑誌でも春キャベツのレシピが人気です。
春キャベツっていつものキャベツとは違うの?
なのに、春だけ名前に春がついてるよね。
いつものキャベツとどこか違うところあった?
それに持った感じも軽かった。
実はキャベツってすごいの。体にとてもいい働きをしてくれるのよ。
今日はキャベツのお話をしましょうね。
キャベツはね。春キャベツ、夏キャベツ、冬キャベツというように季節の名前で呼ばれることがあるのよ。
春キャベツは、秋に種をまき春から秋にかけ収穫されます。新キャベツって呼ぶこともあります。
夏キャベツは、高原で栽培されるキャベツなの。
冬キャベツは、11月から2月が旬。寒玉キャベツともよばれます。
キャベツは品種や産地を変えながら1年中私たちの食卓に並んでいます。
しかし、単なる主食を引き立てる付け合わせではありません。
みなさんは、「キャベジンコーワα」ていう胃薬をご存じですか?
キャベツの搾り汁に豊富に含まれるビタミンUは抗潰瘍成分として見つかった成分です。
荒れた胃の粘膜を修復し、弱った胃を元気にしてくれます。
ビタミンCやビタミンKも豊富です。
薬膳の考え方では「腎」の働きを補ってくれます。
「腎」は泌尿(水の代謝)に関する働きのほか、成長や発育、生殖機能の働きがあります。
虚弱体質のお子様にも、妊活中のご夫婦にも、胃の弱い人、アンチエイジングにも。
「食べる薬」と呼ばれるキャベツ。
生でも、煮ても、炒めてもおいしく食べれるキャベツ。
こんな魅力いっぱいの食材なんです。
あっこ先生からのメッセージ
キャベツを千切りにして水に長くさらすと、ビタミンCが水に溶けだしてしまします。
さっとさらすだけにするか、スープにして汁ごと食べちゃいましょう。