ハーブティーと妊活

今日のお客さまは、里奈さん。

妊活を始めたばかりです。子どもが欲しいという割に妊活のことに理解のない夫に不満あり。

イライラしたり落ち込んだりしてはあっこ先生に相談にのってもらっています。

あっこ先生、先日イライラする時は香りには力があるから、

ハーブティーがおすすめとアドバイスくださったでしょ。

ハーブを選ぶ時に注意することってありますか?

里奈さん
あっこ先生
そうね、里奈さん。

ハーブを使うときにも注意が必要な時があるわ。

あっ、そうなんですね。お尋ねしてよかったです。
里奈さん
あっこ先生
ハーブティーは心をリラックスさせてくれたり、

体の不調を整えてくれたり、ホルモンのバランスを整えてくれるから

里奈さんにおすすめしたんだけれどね。

通経作用と言ってね、子宮を刺激したり収縮させるものがあるのよ。

通経作用? つまり、生理を促すってことですか?
里奈さん
あっこ先生
そうなのよ。少しぐらい飲んだからと心配しすぎることはないけれど

流産や早産の原因になることもあるからね。

だったら、妊娠したら気をつけたほうがいいですね。
里奈さん
あっこ先生
妊活の時は抗酸化作用のあるものやホルモンバランスを整えてくれるものを

選べばいいわね。例えばラズベリーリーフは「安産ティー」として有名なのよ。

でも、妊娠初期は避けたほうがいいのよ。

基本は里奈さんのお好きな香りの物を選んでね。

 

抗酸化作用のあるハーブ

ルイボス、ローズヒップ(ビタミンC、カルシウム、亜鉛、クエン酸)ローズ

冷え、滋養強壮効果

エルダーフラワー、ジンジャー、シナモン、

ストレス軽減

メリッサ、ジャーマンカモミール、オレンジピール、エルダーフラワー

などあります。

 

みなさんともなじみがあるジャスミン、ゼラニウム、ローズマリー、セントジョーンズワット、ネトル、パションフラワーなども子宮や卵巣、骨盤内の血行を良くしてくれます。

低温期にはおすすめですが、高温期の妊娠の可能性があるときや妊娠中には注意が必要です。

あっこ先生からのメッセージ

お客さまから、妊娠中におすすめの飲み物を聞かれることがよくあります。

逆にお客さんに伺うとルイボスティーを飲まれている方が多いですね。

妊活中や妊娠中にはカフェインのとりすぎを控えるためにハーブティーを飲まれる方も多いですよね。

アロマやハーブの香りを嗅ぐだけでもリラックス効果など穏やかな効果が得られますが、マッサージで経皮吸収されたり飲食することで注意が必要な場合があります。心配しすぎずに利用するときは専門家のアドバイスなどをもらってうまく活用してくださいね。

  • この記事を書いた人

あっこ先生

森川彰子:薬剤師・中医健康養生士・予防医学食養生士・薬膳食療法専門指導士 和学薬膳®博士・JNFビジネスサプリメントアドバイザー・子宝カウンセラー

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