不妊治療と漢方薬 そもそも不妊に効果あるの?

今日のお客さまは27歳、妊活始めて間もない里奈さん。

あっこ先生、こんにちは。漢方薬を飲み始めて足先の冷えも軽くなってきたし、体が元気になってきた感じはあるのですが、漢方薬ってそもそも不妊に効果あるんでしょうか?
里奈さん
あっこ先生
そうね。漢方薬は西洋の不妊治療で用いるお薬とは違って直接ホルモンを補充をしたりするお薬ではないわね。
そうなんですか。それでも不妊に効果はあるんですか?
里奈さん
あっこ先生
漢方ってもともと中国の伝統医学が伝わってきて日本で発展したものなのよ。西洋医学の対症療法と違って体の不調の原因を整えることで症状を改選するの。
ふ~ん
里奈さん
あっこ先生
例えば体に栄養やホルモンを運ぶための血が少ない(血虚)。血の流れが悪い(瘀血)。胃が弱くて食べたものをエネルギーに変えられずエネルギー不足(気虚)やエネルギーが体に巡っていない(気滞)などが原因で冷え症だったり、自律神経が乱れてホルモンの分泌がうまくいかないために不妊の原因になっていることもあるでしょ。そういった症状を漢方薬で改善していくのよ。
わかりました。でも、私、早く赤ちゃん欲しいんですけれど不妊治療は休んだほうがいいのかしら。
里奈さん
あっこ先生
もちろん不妊治療と平行に進められていいのよ。でも、授かる力のない体にいくら高度な技術を持っても難しいのが現実なのよ。だから体も作っていきましょうね。
そうなんですね。わかりました。
里奈さん

妊活で使う漢方薬の例

血虚(血が不足):顔色が悪い めまい 多夢 貧血 月経量が少ない

当帰芍薬散 四物湯

血瘀(血の流れが悪い):クマやあざができやすい 肩こり 生理痛 レバーのような経血

桂枝茯苓丸 桃核承気湯 温経湯

気虚(エネルギー不足):疲れやすい 不正出血 胃もたれ

補中益気湯 十全大補湯

気滞(エネルギーの流れが悪い):イライラしがち げっぷ 胸や脇が張る

加味逍遙散 香蘇散

腎虚(精力不足):頻尿 足腰だるい 精力減退

六味地黄丸 八味腎気丸

あっこ先生からのメッセージ

みなさんは、赤ちゃんを授かることを願って訪問してくださいます。

しかし、妊娠がゴールではありません。

お腹の中でしっかりと赤ちゃんを育て、ママも赤ちゃんも元気で出産することが大事です。

赤ちゃんがお腹からでてきたらママは夜も昼も関係なくおっぱいをあげたり世話をすること毎日が始まります。その間も生理のように「悪露」といって出血は続きます。

しっかり妊娠前、妊娠中に養生することで産後の肥立ちは楽になり二人目不妊で悩むことも少なくなります。そして、やがて迎える更年期も不調なく過ごせる体づくりとつながるのです。

授かる体を作ることで高度医療を受けても成功率は上がりますよ。

焦らず、からだを整えておきましょう。

漢方薬の中には抗リン脂質抗体症候群やTh1/Th2細胞の免疫バランスによる不妊改善が期待できるもの、妊娠中に飲める風邪薬、つわりを改善してくれる漢方薬もあります。

また、追って記事を書いていきますね。

#妊活 #不妊 #漢方薬 #授かる体つくり

  • この記事を書いた人

あっこ先生

森川彰子:薬剤師・中医健康養生士・予防医学食養生士・薬膳食療法専門指導士 和学薬膳®博士・JNFビジネスサプリメントアドバイザー・子宝カウンセラー

-あっこ先生の保健室, あっこ先生の妊活相談室

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