妊活さんの夏の土用の過ごし方のポイント!

2025年の夏の土用は、7月19日(金)~8月6日(火)です。

土用というのは1年に4回あり季節の変わり目にあたります。

この時期は胃腸が弱りやすく、心身が不安定になりやすいタイミングです。
妊活中の方にとっては、体調管理と「養生」がとても大切な期間になります。

🌿 夏の土用の妊活養生ポイント

① 胃腸をいたわる食事を心がけてましょう

  • 冷たい物・生ものを控える
    → 冷房+冷たい飲食物で「脾(胃腸)」がダブルで弱ります

  • 甘いもの・脂っこいものを控える
    → 湿(余分な水分)を生んで「痰湿体質」に傾きやすくなります

  • おすすめ食材
     ・かぼちゃ、とうもろこし、枝豆
     ・梅干し、生姜、みょうが、しそ
     ・長芋、なす、ゴーヤなどの夏野菜(加熱して)

② 「土」を補って基礎力アップ

  • 中医学では「土用」は五行の「土」に対応。土=脾胃(消化吸収の働き)。

  • “気”と“血”の原材料は胃腸が作る!
    → 妊活に欠かせない「血」と「腎精」を養うには、まず胃腸が大事!

③ 睡眠・休養で「夏バテ」予防

  • 土用は「だるさ・眠気・頭重」が出やすい時期です

  • 無理なスケジュールは避けて、夜は早めに休む
     → 21時〜22時台にベッドへはいりましょう

④ 土用は「排毒のチャンス」でもある!

  • 汗や尿から自然にデトックスしやすい時期です

  • ただし、過度な汗・運動は禁物(気=エネルギーを消耗します)

  • 軽く汗ばむ程度のウォーキングや半身浴がおすすめです

⑤ 土用の丑の日(一の丑: 7月19日(土) 二の丑: 7月31日(木) )には?

  • 「う」のつくものを食べる風習があります
    うなぎ以外にも:うめぼし、うど、うに、瓜(きゅうり・すいか)など

  • 妊活中には「うなぎ」はタンパク質、ビタミンA/B群、滋養強壮、補腎効果もありますが、脂が多いので小量を丁寧に食べてね。

  • 高価なこともあるから、私はご夫婦で1尾購入されて、ひつまぶしにして召し上がられることをご提案しています。

☘️ ワンポイントアドバイス

🌙 この時期に体を整えることが、秋の妊娠力アップにつながります。
胃腸を立て直すことで「気血」が養われ、秋の子宮環境を整える準備になります。

  • この記事を書いた人

あっこ先生

森川彰子:薬剤師・中医健康養生士・予防医学食養生士・薬膳食療法専門指導士 和学薬膳®博士・JNFビジネスサプリメントアドバイザー・子宝カウンセラー

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