あっこ先生の姪っ子、凛ちゃんが今日もやってきているようですよ。
私たちの体に備わった体内時計のリズムにあわせて生活を送ることが授かる体を作る上で大事なことです。それは、脳の視床下部にある視交叉上核と呼ばれるところで光と闇を感知し、体の機能をコントロールしているからです。
たとえば、睡眠が深くなるのは午前2時ごろ、体温がもっとも低くなるのはおよそ午前4時。血圧は午前6時45分ごろに急に上がり、その後徐々に上昇していきます。消化機能が活発になるのは正午ごろ。午後9時ごろになると消化機能は半減し、午後10時頃には腸の動きはお休みモードとなります。頭の働きは午前10時ころに一番よくなります。(頭を使うお仕事やお勉強は午前中に集中してするといいですね)
私たちはこの体内時計のリズムからズレた生活を続けることで、体調不良になっていきます。
あっこ先生からのメッセージ
食事の時間や就寝時間など私たちが自分たちでコントロールできることのほか、ホルモンバランスや体温、エネルギー代謝、血球の数、細胞分裂などの自分たちではコントロールできない働きも1日の間の決まった時間に変化が起こります。
若くて元気だからといつまでもテレビやパソコンに向かっていないで、夜は読書の時間などに切り替え、朝は起きたら太陽の光を浴びて体内時計をリセットする。このように体内時計のリズムに合わせた生活を心がけてみてはいかがでしょうか。