高プロラクチン血症と不妊症

久美子さん40歳。先日 甲状腺機能低下症の検査結果で甲状腺専門医を紹介されてチラージンSというお薬を飲み始めました。

その時の検査でプロラクチンの値も高くてお薬が出たようです。

そうなんです。あっこ先生のおっしゃるとおりプロラクチン値も高いと言われました。

どうしてわかられたのですか?

久美子さん
あっこ先生
それはね。甲状腺刺激ホルモン(TSH)もプロラクチン(PRL)も同じ脳下垂体ホルモンなのでお互いに連動しているのよ。
人の体っていろいろなところで影響を与え合っているのですね。
久美子さん
あっこ先生
プロラクチンはね、脳下垂体から分泌されるホルモンでね、

乳腺を刺激して母乳を出す働きがあるのよ。出産すると赤ちゃんのためにこのホルモンがたくさん出てくるのよ。

でもね、久美子さんのように妊娠や出産していなくてもプロラクチンが過剰に分泌されることがあるのよ。

へぇー、私の体が赤ちゃんができたと間違って認識しちゃっているのかしら・・・
久美子さん
あっこ先生
原因はいくつか考えられるんだけどね。

とにかく改善しないと排卵を抑えたりや着床を阻害する働きがあるから不妊や流産の原因になってしまうわ。

そんなぁ、ショックだわ。
久美子さん
あっこ先生
お薬をちゃんと飲んでおきましょうね。

 

甲状腺機能低下症は甲状腺が不足した状態→TSH放出ホルモンが上昇→TSHとプロラクチンが上昇、高プロラクチン血症という流れになります。

母乳が出たり、胸が張ったりという症状がでます。

【プロラクチンが高くなる原因】

・強いストレス

・抗うつ剤、胃潰瘍治療薬,降圧薬、経口避妊薬などの副作用

・甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンの増加

・脳下垂体の腫瘍

・原因不明

【治療法】

抗うつ薬などの服用による副作用の場合は、主治医と十分に相談し中止あるいは代替え薬にする

ストレスの解消法を考える

治療薬の服用:カバサール、パーロデル、テルロンなど

腫瘍の治療

漢方薬では炒麦芽(いりばくが):発芽した大麦のもみを炒ったもの

あっこ先生からのメッセージ

胸が張ったり、おっぱいが出てくるなどの症状があったり、流産を繰り返すときは早めに専門医の診察をうけましょうね。

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あっこ先生

森川彰子:薬剤師・中医健康養生士・予防医学食養生士・薬膳食療法専門指導士 和学薬膳®博士・JNFビジネスサプリメントアドバイザー・子宝カウンセラー

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