妊活中にはいろいろなことがありますよね。
にこにこ笑顔でいられることのほうが難しいかもしれません。
仲良しの友達や同僚の妊娠報告。親戚が集まった時の何気ないひとこと。
タイミングのチャンスの夜なのに、帰りの遅い旦那さん・・・
今度こそと期待していた中なのに、またまたやってきた生理・・・
友達が、同僚が、親戚のおじちゃんに悪気がないことはわかっているけれど、涙が止まらない。
やり場のない思いをひとり胸に抱えて過ごすことがたくさんあるでしょう。
そうですよね。妊活を始めたばっかりに何気ないひとことに傷ついたり、毎月の生理や基礎体温の変化にも気持ちが曇ります。
そんなときは泣くだけ泣いて、その後、あっこ先生は皆さんが笑顔を取り戻してくださることを願っています。
それは、笑顔には妊活力を上げる効果があるから。
笑顔の効果ってなあに?
笑顔が健康にいい効果があることは、一度は聞かれたことがあると思います。
では、もう一度笑顔の効果を思い出してみましょう。
① 脳の血流を良くします
血流が良くなることで、脳の働きが活性化されると自律神経の調節がうまく働きます。そして、内分泌ホルモンの働きも活性化され、脳の視床下部から卵胞刺激ホルモンに働きかけます。女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)や黄体形成ホルモンなどにも影響を与えることにより良い卵を作り、ふかふかのベッドである子宮内膜をつくることにつながるのです。
また、自律神経が整うことで精神も安定し、からだの冷えも軽減されます。
②アルファー波が出てリラックスします
ストレス解消に効果があります。
ストレスは自律神経を乱す原因になります。ストレスは、中医学でいう「*気(エネルギー)」の流れを滞らせます。
*「気」ってなあに
中医学(中国の伝統医学)では人のからだは「気・血・水」の3つの要素で構成されていると考えています。
その中のひとつの「気」は体の活動を支える目に見えない生命エネルギーのことをさします。このエネルギーは「血(血液やそれに含まれる栄養、ホルモンも含み、精神を安定させる作用をさす)」や「水(体を潤す血以外の物質)」をつくったり、からだ中に巡らせたり、からだを温めたり、病気から守る働きをしています。
赤ちゃんを授かり、育むためにはこの「気」つまりエネルギーがたくさん必要で体じゅうに巡っていることが重要なのです。
③免疫力がアップします
笑顔で免疫システムのナチュラルキラー細胞が活性化します。よく癌の治療に笑いを取り入れることがあります。癌でなくても免疫力がアップすると風邪もひきにくく、健康を維持できる体になります。
笑顔をつくれないときは・・・
タイミングを取ったのに生理がきてしまったり、体外受精や顕微授精などの治療の結果が期待とちがった時など、もう、どうしたらいいのかわからなくなるし、周りの人の何気ないひと言や夫の妊活への理解が得られないときなど、気持ちが落ち込みどうしようもない時ってありますよね。
笑顔どころか泣きたくなくても涙があふれて止まらない日だってあります。
そんな時、
自分の手で口角をちょっと持ち上げて笑顔もどきを作ってみてね。
脳は単純。笑顔だと錯覚を起こして効果があるそうです。
ほら、涙がこぼれそうなとき、上を向いて・・・
いやいや、泣いたっていいから
そっと、手で口角を上げてみてね。
鏡の中のわたしは(あなたは)
わたしが(あなたが)笑わない限り笑わないから、笑ってみてね。
あっこ先生からのメッセージ
「夫は妻の笑顔が見たくて帰ってくる」「夫に悪い原因があっても、笑顔を」
子宝先生の野崎先生のセミナーでの言葉が胸にささりました。野崎先生は男性なのでこれが男性の思いなんでしょうね。
結婚して35年、どうすれば夫の機嫌を損なうかってわかっているから、大抵のことは許して(もしかしたら、許されている?)いるけれど、どうしても笑顔になれないことってあるよね。
”笑顔もどき”これで乗り越えようと思うこの頃です。